介護福祉求人

ホームヘルパーから介護福祉士へ!?

平成15年9月、ホームヘルパー資格保持者や、ホームヘルパーのサービスを受けている人にとって驚く内容の報道がありました。
政府はホームヘルパーの資格を国家資格である「介護福祉士」の業務に一本化することを検討している、という新聞記事です。厚生労働省は、一旦はホームヘルパーの重要性を鑑みてこの記事を否定しましたが、その後、正式に介護職員のレベルアップや地位向上のために、2006年度から「介護職員基礎研修」をスタートすることとし、今後、介護職の資格要件を、ヘルパー2級修了→介護職員基礎研修修了→介護福祉士有資格へ徐々に切り換え、将来的には介護職員は介護福祉士資格を取得することが基本要件になると言われています。

【ホームヘルパー2級資格はなくなる?】
厚生労働省が正式な見解を示していませんので、正確な情報は現状では不明です。
しかしながら、過去の同様ケースから見ても、ホームヘルパー2級しか持っていない場合に、直ちに資格が無意味化されたり職を失う、といったことはありません。
少なくても、今後5〜10年程度はある程度の経過措置がとられるものと思われます。
【ホームヘルパーの資格をとることはムダなのか?】
ホームヘルパー2級の資格が介護福祉士へと移行することが事実上決まったとはいえ、ホームヘルパー2級の資格で介護や福祉の現場で働くことが出来るため、ムダではありません。
また、介護職員の基礎研修(講義・演習360時間と実習140時間を合わせて500時間)について、次のような免除規定もあり、ホームヘルパー2級の資格を先に取得しておくことは決して損ではないようです。
※ホームヘルパー2級の研修時間である130時間(演習42時間、講義58時間、実習30時間)を上回る免除があります。
<<介護職員基礎研修の受講免除について>>
◎実務経験1年以上の場合の受講時間数(全受講時間500時間中)
・ホームヘルパー2級修了者……350時間免除で150時間   
・ホームヘルパー1級修了者……440時間免除で60時間
・無資格者……………… 200時間免除で300時間
※現場実習はいずれの場合も全免除
◎実務経験1年未満の場合の受講時間数(全受講時間500時間中)
・ホームヘルパー2級修了者……150時間免除で350時間
・ホームヘルパー1級修了者……300時間免除で200時間
・無資格者… ……………免除なしで500時間

いま介護福祉士を取るか、ホームヘルパー2級をとるか、を考えた場合、ホームヘルパーとして働き初めてから介護職員基礎研修を受ける時間や費用を捻出するのは厳しい面もあるかと思いますが、まずは、ホームヘルパー2級を取得して、実務経験(1年以上)を積んだ後に介護職員基礎研修を受ける、という流れが良いのではないでしょうか?