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ケアマネージャーという資格が出来た背景について

皆さんもご存知のとおり、日本の高齢化は
①出生率低下による少子化、
②医療技術の進歩による平均寿命の延び、
等の要因によって急速に高齢化社会が進んでいます。

結果、わが国の平均寿命は世界一の水準に至り、65才以上の人口は1985年に総人口の10%程度から2004年には20%となり、今後も2014年には25%、2040年には30%を超えると推定され、寝たきりや痴呆の高齢者が急速に増えることが見込まれています。また、介護が必要な期間が長期化したり、介護する家族の高齢化などが進んでおり、家族による介護では十分な対応が困難となり限界が生じてきました。

このような背景の中、2000年に介護保険制度が制定され、「家族で介護を行うこと」から「制度として介護サービスを行う」ことへ転換され、これまで国の税金で補われていた高齢者への介護が介護保険という新しい社会保険で行われるようになり、介護や支援が必要と認定された人は、費用の一部を自己負担するだけで介護サービスを利用できるように変わりました。